Short Short 劇場
≪梁 明≫様 Ver.
第17幕
『紙一重のなんとか』
今日もまた、アーカムシティに響く、アレな笑い声。その主は、言わずと知れた○○○○であった。
「にょ〜〜〜〜〜〜〜〜ひゃっひゃっひゃっひゃっひゃっひゃっ!!
今日もまた向こう三軒からやってきたのはっ!
大っ!
天っ!
災っ!
ドゥオオオオオオオックタアアァァァァッ!!
ウウウゥゥゥゥエスットオオオオオォォォッ!!」
ドラム缶のようなマッスィ〜〜ンの頭上で元気にギターをかき鳴らしている。これから長々と口上が続くのだが、あえて今は別の場所へと目を向けよう。
ここはデモンベインのコックピット。
「なぁ、アル……」
「なんだ、主」
「今さぁ、文字にしなけりゃ判らないような、微妙な過ちがなかったか?」
「うむ、妾も今、それを考えていた所だ。
だがな、どっちであっても彼奴の場合は当たっているから、構うことはないのでは?」
「それもそっかぁ」
妙に納得した九郎は、左手の銃を撃った。
ぱんっ!!
無論、狙い違わず○○○○の頭をぶち抜き、身体は地面へと落下していった。
「けどなぁ、またすぐに復活するんだろうなぁ」
「そうだな、それがギャグキャラというモノだからな」
「そういえば、ティベリウスも不死身キャラだよな」
「うむ、だが、奴は本気で不死身を目指していたからな」
「あいつがもしもギャグキャラだったら、もっとお手軽に不死身になれたんだろうなぁ」
「主、そう言うことは言わぬ方が良いぞ。制作上の都合という奴だろうからな」
「そうだな」
「ぬおおおおおおおっ!! 大十字九郎!!
我が輩の話の途中で撃つなんて、な〜〜んと非常識で礼儀をわきまえないことか!!
お母さんは情けなくってナニかが出ちゃうのであ〜〜る!!」
このあと、騒ぐだけ騒いだ○○○○は、デモンベインに三年殺しをかけられ、引き上げていった。