Short Short 劇場
≪梁 明≫様 Ver.
第8幕
『告白』
十字架に張り付けになったライカの瞳には、すでに意思の光はない。身体にまとわりつく触手に何もかも奪われていた。
「ライカ……さん……」
「イカンな……この状態では、ライカに強い意識を呼び起こさねば、程なく死ぬるな」
息を呑む九郎。そして、顔を上げた時、一大決意の表情で語りかけた。
「ライカさん……オレは今までアンタのことを世話好きの姉のようだと思っていた。だけど、それは年上のアンタから一歩身を引こうとするずるい考えだったんだな。
今こそ俺の気持ちを伝えるよ。
ライカああぁぁっ! 好きだあああぁっ! お前が欲しいいいっ!!」
「それは作品が違うと言っとろうがっ!! このうつけえええぇっ!!」
アルのハリセンが光って唸った。